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Polarity Therapy

ポラリティセラピーとは

私たちは何気なく過ごす日常生活の中で、循環していなくてはならない生命エネルギーを滞らせる原因を、幾重にも作り出しています。

生活環境や日常的な癖、人間関係、仕事、我慢やストレス、病気や怪我などから受ける身体のダメージ、古い感情など、不調の原因になりかねない状況を作り出しているのです。

それらを、その都度消化できていれば問題はないのですが、いつのまにか消化しきれないものが蓄積され、慢性的な不調に繋がっていることに気が付かないまま、心身に自覚なく無理をさせ生活を続けていることも少なくありません。

そうやってバランスが崩れた状態で体を維持させるには、根本的な不調の原因となっている部分や感情をかばいながら、表面に現れる痛みや不調をやわらげ様とする為に、身体は意識が気付かないうちに別の不調を作り出していることもあるのです。

 

痛みや違和感、感情の乱れが表面化されてくる頃には、根幹の不調が奥の方に隠れてしまい、何が体調不良の大元だったかが解らなくなっている事もあります。それは、本来のイキイキとした生命力あふれる心と体が離れてしまっている状態だと言え、つまり『肉体』『感情体』『思考体』、この3つの身体がバラバラの状態だと考えられます。

 

ポラリティセラピーでは、この3つの身体がどこも無理をすることなく一体であり、生命エネルギーが心地よく循環する状態であることが健康とされています。

ポラリティセッションでは、人体を流れる生命エネルギーは電磁エネルギーと同様に、マイナス・プラス・ニュートラルと3つの流れによって行き来していると言われており、身体の前面をプラス・側面をニュートラル・背面をマイナス、頭側がプラス・臍がニュートラル・足側がマイナス、右側がプラス・左側がマイナス…と極性(陰陽の法則)を利用しながら手技を選択し、両手を使って全身の極を慎重に繋ぎ合わせバランスを整えてゆきます。

 

また、人間のエネルギーシステムの中心軸『ウルトラソニックコア』(頭頂から脊柱に沿って尾骨を流れるエネルギーの中心ライン)に全てのエネルギーが繋がってるとし、他にも、五つのエレメント(空、風、火、水、地)に対応する五本の縦の流れ『ロングラインカレント』や、右から左に流れる横の流れ『イーストウエストカレント』、へそから出るらせんの流れ『スパイラルカレント』等、これらのエネルギーカレントにもプラスとマイナスが存在し、それらのバランスをとりつつ、更に、各エレメントに対応する五つのオーバルフィールド(火に対応する頭蓋腔、空に対応する喉の腔、風に対応する胸腔、地に対応する腹腔、水に対応する骨盤腔)の境界部分の流れをよくすることも、全身のエネルギーの流れをよくするうえで重要であると考えられています。

プラクティショナーは常にニュートラル(中庸)を維持し、双方のエネルギーがどちらにも偏ったり侵入したりすることのないよう循環の保持に努めます。また、肌で感じる空間や感覚をも大切にしており、その他にも日常で出来るエネルギーのブロックを解消する為の手段として、食事やポラリティヨガのお話をさせて頂く事もあります。

ポラリティセラピーとは、上記のようにカウンセリング・ボディワーク・食事・エクササイズと4つの柱を軸に、クライアント様ご自身が気付きを得、本来の心身の健康を取り戻すのを、お手伝するボディワークになります。

ポラリティの歴史

ポラリティセラピーは、アメリカ人医師ランドルフ・ストーン氏(1890-1984)によって創設されたボディワークです。

カイロプラクティック、オステオパシー、ナチュロパシーなどの専門医であったストーン博士は、繰り返し同じ症状で訪れる人々に対し、それらだけによる治療の効果は一時的に過ぎないということに気付き、人間の不調は食生活・人間関係・トラウマ・環境・態度・音・タッチ・動作・など個を取り巻くさまざまな要因に影響されると考えた。

以後1940年代から50年間にわたり病気を根治させる、アーユルヴェーダやチベット医学、対極の力(陰陽)や氣などの東洋医学、神智学など様々に多くの癒しの体系を研究し、肉体的エネルギーのブロックが病気の原因や鬱いだ気持ちの原因となるそれらに働きかける手技を考案、実践後、ポラリティセラピーと言う独自の形体を作り上げた。

Polarity Therapy

CRANIAL SACRAL

クレニオセイクラルとは

クレニオセイクラルセラピーとは、頭蓋仙骨系に注目したタッチセラピーで、極めて繊細な圧を加えることで脳脊髄液(CSF)の規則正しくリズミカルな脈動や、身体に本来備わっている自然治癒プロセスを促して健康を回復させるものとされており、脳と脊髄を包んで保護する膜と脳脊髄液を重視します。また、プラクティショナーがクライアントの頭蓋仙骨リズムを意識するだけでも、進退が自己修正能力を発揮するいう説もあるり、クレニオセイクラルが役立つといわれる症状には、様々な痛みや慢性病、情緒不安定などがあります。

 

クレニオセイクラルの歴史

1900年代初期、米国のオステオパスであるウィリアム・サザーランド博士(1873-1954)は、手で触れると頭骨の動きが感知でき、独特の規則的なリズムを刻んでいることに気が付いた。博士はこのリズムが脳脊髄液(CSF)によるものだと考え、そして、脳脊髄液の流れを整えることで副鼻腔炎や繰り返し起こる頭部の感染症などの問題のケアに役立つと、とらえたのである。

1970年代、もう1人のオステオパス、ジョン・アプレジャー博士は脳脊髄液の流れの乱れは、その部分だけではなくあらゆる部位の肉体・精神・感情・心理的な緊張と外傷を反映している可能性があると述べています。

※ より詳しくは、Polarity Thearpy School of Japan のホームページをご覧ください。

Cranial Sacral
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